[戻る]
秋葉原の電子専門店街
2004年12月4日掲載
小規模な店舗が複数入居している専門店街は秋葉原を秋葉原たらしめている秋葉原の名物でしょう。
こちらの
地図
を見ながら読んで下さい。
ラジオセンター
/
ラジオストア
/秋葉原電波会館
2004年9月18日撮影
JR秋葉原駅のガード下にある秋葉原を代表する電子専門店街です。
GHQの退去勧告を受けた神田露天商が東京都の誘致を受けてこの場所に移転したのが始まりだそうです。
今でもその二世が店舗の営業を続けています。
3つの専門店街はそれぞれオーナーが異なりますが、「秋葉原のガード下のお店がたくさんあるところ」として同一視している人も多いでしょう。
事実、これらの専門店街は3つで一つと考えても良いくらいです。
店舗の多くは電子部品の販売店ですが、電卓や電子辞書を販売している店舗もあります。
初めて行った人には分かり難いかもしれませんが2Fもあります。
専門店の数は非常に多くて私も未だに把握していませんが、
筆者がお世話になった専門店としては、
小沼
(TMSのRCAプラグの品揃えが豊富。筆者はRCAプラグを購入)
万世書房
(電子関係の専門書店。筆者は本を購入したことがあったような気がする)
山長通商
(ほぼ総合的に電子パーツを扱う。筆者はここで真空管アンプキットTU-870を購入)
九州電気
(ケーブル専門店。筆者はシールド線の購入に利用している)
シーアール
(筆者はここでSAITAMA-RA1のためのコンデンサを購入。OS-CONも購入できます)
さいとう
(工具専門店)
があります。
東京ラジオデパート
2004年9月18日撮影
ここも秋葉原を代表する電子専門店街です。
筆者はラジオセンターよりもこちらをよく利用します。
筆者がお世話になった店舗は、
東映無線
(測定器を販売。筆者はテスタとワットチェッカーを購入)
鈴喜デンキ2F店
(LEDやスイッチが豊富。筆者はギボシ端子カバー、スイッチ、測定用BNCケーブルを購入)
マルカ電機工業1F店
(筆者はここで基板用ネジ端子を購入)
エスエス無線
(ケース専門店。筆者はここでSATRI-KIT1001のケースを購入)
電波堂書店
(電子関連書籍の専門店)
筆者はお世話になったことはないのですが、
海神無線
でOS-CONを販売していたりします。
ラジオ会館
2004年9月18日撮影
JR秋葉原駅を降りると目の前に見えることでしょう。
電子専門店街としては、かなりオタク化が進んでいます。そのため、同人誌販売店、フィギュア専門店、護身用具の店も入居しています。
筆者がお世話になった店舗は、
丸山無線
(AV機器。
秋葉原でアイワの廉価ヘッドホンHP-X122を扱っている珍しい店舗
)
トモカ電気
(音楽機材専門店。ベリンガー製品が売っています。筆者はベリンガーのヘッドホンやRCAプラグを購入)
若松通商秋葉原駅前店
(総合電子パーツ。オーディオに使う高級パーツが豊富)
木村無線
(オーディオアクセサリーがとにかく豊富な店舗。筆者はケーブルを購入したことがある)
かつて、サトー無線のオーディオコーナーが入居していたのですが、その後サトー無線本店に移転して、サトー無線の本店の営業終了とともに消えてしまいました。
2008年に若松通商の規模縮小と木村無線の撤退があり、もはや電子専門店街とは言えなくなりつつあります。
ニュー秋葉原センター
2004年11月13日撮影
秋葉原の電子専門店街の中でもかなり衰退が激しいところです。
何故かインドらしきアクセサリーショップが入居していたりします。
昔はオフィスだったらしい2階にはポルノショップが入居していたりして、もはや電子専門店街とは言えなくなりつつあります。
それでもジャンク店や電子パーツ店はまだ存在しています。
私的に気になる店舗は、
ダイナ中古センター
と真空管アンプのお店(名前失念)程度でしょうか。
筆者はここで買い物をしたことがありません。
ラジオガァデン
2005年2月5日撮影
ここは筆者も実態がいまいちよく分かりません。
衰退が非常に激しいことは分かるのですが・・・
撮影した日(土曜日)に営業している店舗は日米無線と筑波電機だけでした。
平日にしか営業しない店舗もいくつかあるようですが、平日でもガァデンの内部のほとんどの店舗はシャッターが閉まっているようです。
ジャンク好きには日米無線がお勧めできます。
[戻る]