(注意)2005年7月17日現在
2 ちゃんねるを見ている人はご存知でしょうけど、サウンドハウスがGrado製品を値上げしたり、SR-125を扱わなくなったりと状況は色々と変わっています。
現時点では再度
あぽろんで販売されているMUSIC SERIES ONEがお買い得な機種になっています。
この記事はもう更新しませんので、今後の状況の変化はみなさんで調査してください。

(注意)2004 年9月11日現在
この記事の内容は時代遅れです。
この記事では「国内でGradoブランドのヘッドホンを買うよりは "MUSIC SERIES ONE"を購入した方がお得」と言うことになっています。
この記事の書かれた2004年3月当時、それは正しい見解でした。
しかし、2004年9月頃から小売店サウンドハウスがGradoのヘッドホンを直輸入して低価格で発売するようになっており、この記事の 内容は実情に合わなくなりました。
今では、"MUSIC SERIES ONE"は特に安いとは言えなくなっていることに注意して下さい。
さらに記事中の私的な説である「MUSIC SERIES ONEはSR-80の改良型」と言う説も微妙になっています。
2004年9月現在、小売店サウンドハウスはGrado SR-125を13,800円で販売していますので、あぽろんの発売している"MUSIC SERIES ONE"より1000円高いだけです。
日本の状況だけで考えると、「MUSIC SERIES ONEはSR-125の改良型」という可能性が高くなります。
"MUSIC SERIES ONE"の原型がSR-80なのか?それともSR-125なのか?あるいはどれとも違うのか?
それは2004年9月現在でも謎です。

あ のGradoのヘッドホンが安く買える?ALESSANDRO MUSIC SERIES ONE
初掲載2004年3月20日

アメリカ合衆国のGrado社は カートリッジと開放型ヘッドホンでオーディオマニアには有名なオーディオアクセサリーメーカーです。
特にGradoの開放型ヘッドホンはロック・ポップス向けとして非常に高く評価されています。
最も低価格なSR-60はアメリカの現地では8000円程度で売られているらしく、アメリカでは入門用ヘッドホンの決定版のようです。
しかし、日本におけるGradoの製品はかなりの中間マージンが上乗せされており、SR-60でも12000円程度するのが実情です。
さらに外観の安っぽさや原始的な構造が災いしてかあの秋葉原でも扱っている店はないらしく、筆者の知る限りでは東京お茶の水のオー ディオユニオン・アクセサリー館で試聴できるだけ。
このように日本では高価格な割には質の低い製品と誤解されかねない状況でした。
確かに筆者もSR-60を初めて見たときは「ガラクタ?」と思ったほどですから・・・

ところが、2ちゃんねらーがこんなものを見つけてしまいました。
"ALESSANDRO MUSIC SERIES ONE"です。
これはGrado社がALESSANDRO HIGH-END PRODUCTS社にOEM供給しているモニター用ヘッドホンです。
新潟県にある楽器小売店「あぽろん」にて12800円で発売されているのを2ちゃんねらーが見つけたのです。
2ちゃんねるでは「Grado SR-125相当ではないか?」との憶測が流れました。
それが本当だとしたら凄いことです。
SR-125は日本だと2万円はする高級ヘッドホンです。
アメリカでも$130(約14000円)程度で売られており、本当だとしたらお買い得と言えるでしょう。

しかし、筆者はこの説に疑問を持っています。
MUSIC SERIES ONEはアメリカにおいて$100程度で販売されています。
SR-125は約$130、SR-80は約$90ですから、SR-80の改良版と見るのが妥当かと思っています。
MUSIC SERIES ONEのプラグが2wayになっているのもSR-80と同様です(SR-125は標準プラグ)。
それでも、日本におけるSR-80は14000円程度で販売されているため、MUSIC SERIES ONEの販売価格12800円はお買い得と言えるでしょう。
最も下位機種のSR-60ですら、MUSIC SERIES ONEとほぼ同価格なのですから、少なくともSR-60/SR-80を買うくらいならMUSIC SERIES ONEを買う方が得でしょう。


新潟県にある楽器小売店「あぽろん」で購入。
ダンボール箱に切れ目を入れてダンボール箱を小さく加工している。


梱包は簡潔ですが、軽いのでこれで十分。


ALESSANDRO HIGH-END PRODUCTS社のブランドで発売しているが、
箱には"GRADO"の文字が大きく書かれている。
とてもGradoのOEM商品とは思えない。


箱の裏側。
シールで封印されているのでカッターナイフで切る必要がある。


梱包はシンプルで取り出し易い。


ドライバーのアップ。
私的にはなかなか渋いデザインと思いました。


パッドはスポンジ製です。


こうして見ると、確かに安っぽいですね。


左右のケーブルの結合部。


2wayプラグ。


確かに安っぽさはありますが、デザインはなかなかのものだと思います。


簡単な感想を書くと、音場は左右に広がる感じでボーカルが頭の中で鳴るい かにも本来のヘッドホンらしい音場です。
バイノーラル録音に適しているのではないかと思われます。
このような音場は狭く感じることが多いのですが、MUSIC SERIES ONEの音場は思ったほど狭いようには感じません。

高音に特徴があって、明るく明瞭に鳴るものの聴き疲れのしない高音です。
高音はそれほど伸びません。
この価格帯でありがちなサ行のかすれ問題はないようです。
低音はそれほど切れはありませんが、開放型としてはかなり力強い低音を聴かせてくれます。
解像度はそれほど高くありませんが、価格のことを考えると十分な解像度と思います。

私的には装着感は噂ほど悪く感じませんでした(もちろん良くはないが)。
それでも側圧が強いので長時間使うと疲れます。
(構造的に側圧を強くしないと、頭に安定して着けることができない)

筆者にとっての初グラドになりましたが、なかなか良いヘッドホンでした。
エージングをしたらさらに音が良くなるかもしれませんが、買ってすぐにも結構良い音を出してくれます。

自作ヘッドホンアンプSAITAMA-RA1と接続したときの試聴レポー トもあります。
ここをクリックして下さい。

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