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HDA-5210Kのケースの加工
2005.2.13掲載


今回はタカチ電機工業のUS- 320Hというアルミシャーシを使います。
穴の位置は部品が入るように慎重に決めなくては行けません。
慎重に決めるために非常に時間がかかります。
筆者はほぼ一日を使って穴の位置を決めました。


設計した穴の位置の通りに油性マジックで穴の位置を書き込みます。
マジックによる書き込みは加工後にシンナーで消します。
US-320Hは保護ビニール膜がないので、傷をつけないように作業をする必要があります。


穴はセンターポンチとハンマーで凹みを付けてから(写真左)、1mmのピンバイスで凹みを拡大します(写真右)
その後、1.5mmの電動ドリルで穴を貫通してから、2mm,2.5mm,3mm,3.5mm・・・と穴を拡大して行きます。
そうしないと精度が出ないからです。
それでも大きな穴だと中心が1mm近くずれるときもあります。


スイッチの回転を防ぐピンの穴は現物合わせと言う方法で開けます。
写真左のようにピンの位置をマジックでなぞって、その位置に穴を開けます。


ヘッドホン端子を固定するネジの穴も現物合わせで行います。
マジックで穴の位置を示して、ドリルで穴を開けます。

このヘッドホン端子を入れるための大きな穴は直径24mmのホールソーで行いました。
写真のように切断面はあまり綺麗になりません。
ホールソーを使う前に中心に5mm程度の穴を開けておかないと、中心が大幅にずれることになります。


穴開けがほぼ終了したところですが、次にパワートランジスタを固定する穴を開けます。


写真のようにパワートランジスタはシャーシに貼り付いて放熱します。
これを固定するための穴を開けなくてはいけません。


現物合わせのために「ケガキ針」を使います。
先の細い物の方が良いでしょう。


写真左のようにトランジスタの穴をけがきます。
結果は写真右のようになりました。
トランジスタの位置があまり綺麗に揃っていないことが分かります。
バクーンプロダクツの永井氏によると、「穴を開けてタップでネジを切る方が組み立てが楽になる」と教えてもらったのですが、
工作の精度に自信がないので、直径3mmのネジに対して4mmの穴をあける方法にしました。


穴を全て開けたところです。
マジックの線はシンナーで消しました。


仮組をしてみました。
レイアウトに問題はないようです。


正面のパネルです。
左から、入力切替え、ゲイン1、ゲイン2、アッテネーター、電圧出力、電流出力、電源スイッチです。


背面です。
左から、ACインレット、ヒューズホルダー、入力端子です。

(2005年2月19日追記)
底面に電源レギュレーターを取り付ける穴を開けていませんでした。
電源基板を組み立てた後で開けることにします。

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