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Headmasterの分解


底面のゴム足を左に回すと外れます。
その中のネジをさらに外します。


こうやってネジが外れます。


ネジを全て外すと、上面の板を外すことができます。


真上から撮った内部写真です。
リモコンなしモデルの場合、リモコン基板もないので内部はスッキリしています。


背面の内部はこのようになっています。


前面パネルの内部です。
中央のボリュームはアルプス電気製の50KΩAカーブです。


電源部です。
茶色い箱がトランス。
トランスの左に整流、平滑、安定化回路。
トランスの下にはリレーが3つ並んでいます。


トランスの出力は9V×2で合計電位差は18Vです。


レギュレーターは可変電圧型のLM317です。
その後ろにあるコンデンサは、ルビコン社製50V3300uFのアルミ電解コンデンサです。
写真には写っていませんが、コンデンサの後ろには整流用のダイオードブリッジがあります。
片電源ですのでレギュレーターは一つしかありません。


電源トランスの近くに並ぶリレーはオムロン社製G5A-234Pです。
2回路入りのラッチング式リレーです。
これで電源ON/OFF時のポップノイズを防止しているのでしょう。


増幅回路です。
右半分が左チャンネル増幅回路。
左半分が右チャンネル増幅回路のようです。


増幅回路の詳細です。
トランジスタ5石だけのシンプルな回路ですが、部品はかなり選ばれていると思います。


ボディの金属パーツの拡大です。
両面テープで部品のがたつきを抑えています。
ボディは本当に丁寧に作られていると思います。
このような金属のボディは手作りならではでしょう。
回路部分も綺麗にまとまっていると思います。

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