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掲載日2004年9月13日
自作ステレオRCAケーブル
TMS RP-59G(4個1,260円)+モガミ電線2511(450円/m)



(株)TMSジャパンのRCAコネクタRP-59Gです。
若松通商秋葉原駅前店 (ラジオ会館)で購入。若 松通商本店3Fでも購入できます。
対応ケーブルは直径6mmまで。
RCAメス端子に挿入するとき、やや硬めに感じますが、その分しっかりと接続できるのかもしれません。


モガミ電線の アンバランスケーブル2511の断面。直径6mm。
秋葉原のオヤイデ電気で購入。


RP-59Gの構造。


RP-59Gの構造。手前の穴はシールド線を通すための穴。


ここから制作の様子を紹介しますが、作り方は「トモカ電気JS-65(4個840円)+ モガミ電線2511(450円/m)」とほとんど同じです。
「トモカ電気JS-65(4個840円)+モガミ電線2511(450円/m)」の記事の方が詳細な作り方が書かれていますので、制作未経験の方はそちら を参考にして下さい。


はさみでケーブルを必要な長さに切断します。
モガミ電線2511は写真右のはさみで簡単に切れました。


黒い被覆を剥いて、シールド線を処理します。
シールド線は6:4程度の割合で二つに分けてそれぞれをねじります。
最後に線の少ない方を切り落とします。
こうしないと、シールド線が写真の白い矢印の示す穴に通りません。
シールドの効果はこれでも保たれますが、この処理方法が正しいのかどうかは不明です。
※この方法は見た目はスッキリするもののシールド線を全て半田付けしないので良い方 法とは言えませんね。
 少ない方のシールド線の束を切り落とさずに太いシールド線の束の根本に巻き付けても良かったかもしれません。



白い誘電体を取り除いて中心導体を露出させるとケーブルの処理は終わりです。


遅くともこの時点でケーブルにカバーを通しておきましょう。


ラジオペンチでケーブルにプラグを取り付けます。
ケーブルが少し潰れるくらいに強く挟みます。


シールド線は写真の上から下の手順で処理します。
※本当はシールド線を金具からはみ出さないように切るのが正しいようです。
 そうしないとカバーを閉められない種類のプラグもあります。



60Wの半田ごてで半田を流し込むようにして中心導体をハンダ付けします。


シールド線を半田付けしたところです。
このようにシールド線が金具に張り付くように付けるには、60Wの半田ごてが必須なのです。
30W程度の半田ごてではこうは行きません。


ケーブルに通しておいたカバーをプラグ本体に取り付けます。


ケーブルを二組作ると完成です。

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