SAITAMA-HA7内部写真
2004.1.26初掲載

2005.11.23
写真を入れ替えました。従来の写真は最初に完成したときの写真だったのですが、入力 シールド線の配線の引き回しに問題がありました。
実際には制作後に入力シールド線の配線の引き回しを変更していたのですが、写真が古いままになっていました。
そのため、読者の方に誤解を与えてしまったようです。
今更ですが、写真を入れ替えることにしました。

上面
上面のカバーを開けたところです。
右の基板がメイン基板でオペアンプとバッファ回路と遅延ミュート回路が実装されています。
左下の基板が電源基板で+9V/-9Vの電源を生成します。
左上がトランスです。
レイアウト的にはトランスを左下にするべきでした。
そして、左下の入力端子を左上に移動すれば、全体の配線が綺麗になったと思います。
赤と白の線が入力シールド線です。

左側面
左側面から撮ったの写真です。
メイン基板の左から手前方向にアースライン(太くて黒い線)が伸びているのは、トランスに近づけないためです。
さらに電源基板にもあまり近づけないように上部を走って左のアースポイントに向かいます。

右側面
右側面から撮った写真です。
左の大きなボリュームの下に遅延ミュート回路のリレー(小さい黒い箱)があります。

背面
背面パネルから前面パネルの裏側を撮影しました。
大きなボリュームはCOSMOS RV30YG(10KA)です。
100円程度のボリュームに比べてギャングエラーは格段に少ないです。
手前左のトランスはトヨデン(豊澄電源機器株式会社)のHTR1205です。

前面
前面パネルから背面パネルの裏側を撮影しました。
背面パネル中央のネジに各部品(メイン基板、電源基板、トランス、入力端子GND、AC電源)のアースが集中しています。
左上の入力端子のGNDはすぐにこのネジにアースされます。
入力のシールド線のシールドも入力端子のGNDと一緒にアースされます。
入力のシールド線が右下のボリュームに達したところで、シールドをアースしないようになっています。
グランドループを切るためです。

メイン基板
メイン基板のアップです。
オペアンプは写真の下部中央に位置しています。
ソケットに刺さっているので交換可能ですが、かなり配線の入り組んだところにあるので、細長いICピッカーで交換する必要があります。
入力回路はオペアンプの左右に位置しており、ダイオードで過電圧入力の保護をします。
入り組んだ配線の半分程度はバッファ回路に+9/-9Vの電源を供給する赤白黒の線です。
中央の左右に広がる回路がバッファ回路、左上が遅延ミュート回路です。

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